ことせかい はWebページに掲載されている小説をアプリに読み上げさせる事で小説を「聞く」ためのアプリです。

この文章を ことせかい アプリ内の本棚から選択して読んでいる場合、右上辺りにある「Speak」というボタンを押す事で、読み上げが開始されます。 (読み上げが行われると音が出ますのでご注意下さい。読み上げが開始された後は「Speak」ボタンは「Stop」ボタンに変化します。「Stop」ボタンを押すことで読み上げが停止します) 読み上げを開始する位置を指定したい場合には、読み上げが停止している状態で読み上げを開始したい位置を長押しして選択範囲を表示させた状態にした上で、右上の「Speak」ボタンを押します。

読み上げを行う小説は、画面下部にあります「Web検索」タブや「Web取込」タブを使ってWeb小説を ことせかい に取り込む事で ことせかい 内部に一旦保存する必要があります。

試しに一つ小説を取り込んでみましょう。「Web取込」タブを開いて、最初のページにリストされているサイトの中から小説サイトを選択するなどして、お好みの小説を探してください。それから、面白そうと思う小説の本文が表示された状態にしてください。そうしたら、右下にあります「取り込む」ボタンを押して仮読み込みを開始させます。 (なお、「取り込む」ボタンは現在表示されている内容を取り込もうとしてしまいますので、小説の解説ページではなく、小説本文が表示されている状態で「取り込む」ボタンを押すようにしてください)

仮読み込みが完了すると、小説のタイトルと本文が表示され、「このまま取り込む」か「取り込まない」かを選択できるようなダイアログが出ると思います。目的の内容が表示されているのを確認したら、「このまま取り込む」ボタンを押して小説を取り込んで下さい。本棚に戻るとその小説が本棚内に追加されているはずです。

この「Web取込」タブの動画による使い方など、より詳しい情報がサポートサイト下部又は「Web取込」タブの最初の画面のリンクにあります「Web取込機能について」にも書かれておりますので、参考にしていただけますと幸いです。(Safariからのシェアボタンによる取り込みなどについても解説してあります。ことせかい アプリ内では年齢制限を低く設定する関係上、Google検索などへのリンクは用意されておりませんが、Safariからのシェアボタンを使うことで、「Web検索」タブや「Web取込」タブに表示されていないWebサイト様にも取り込みを試みることができるはずです)

また、既に目的の小説があるなどといった場合には、「Web検索」タブを使って目的のサイトで検索を行う事で小説を絞り込んでも良いかもしれません。

小説の取り込みを開始しましたら、本棚画面にその小説が登録されていると思います。本棚画面でその小説を選択することで、小説本文が読める状態になり、右上にあります「Speak」ボタンで発話を開始することができるようになります。

なお、ことせかい はバックグラウンド再生に対応しておりますので、右上の「Speak」ボタンを押して再生を開始した後に電源ボタンを押して画面を消したり、別のアプリに切り替えたりしても、再生が続けられます。外出中の徒歩の間であるとか、家事をしていて手や目は使っているけれど耳はあまり使っていない時などにご利用いただければと思います。

また、小説家になろう様 や ハーメルン様 といった小説サイト様では、一つの小説がいくつもの章(ページ)に分かれている事があります。 このような場合、ことせかい はそれぞれの章を一つのページとして取り込んでいきます。ただ、一度に何ページ分ものアクセスをしてしまいますとWebサーバ側に負荷を与えることになってしまいますので、1ページ分ずつ、ゆっくりと読み込んでいきます。ですので、例えば1000ページを超えるような小説の場合は最後の章まで読み込まれるまで長い時間がかかってしまう事になります。その場合は、最初に読み込まれた1ページ目からゆっくり小説を読んだりするなど、のんびりとダウンロードの完了をお待ち頂ければと思います。 (もし、1000ページある小説のうち、900ページまでは読んでしまっているのでさっさと901ページ目から読み込んで欲しいという場合には、Web取込機能を使ってその901ページ目を表示した状態で「取り込む」ボタンを押して頂ければ、そのページから読み込みを開始することもできます。ただ、その場合は1ページ目から900ページ目までは取り込まれません。この当たりを加味した上でうまく使いこなして頂ければ幸いです)

なお、複数のページに分かれている小説のダウンロードには時間がかかるのですが、バックグラウンドでのダウンロードは iOS側 の制限により対応できませんため、小説のダウンロード中に画面を閉じたり別のアプリに切り替えるなどを致しますと、ことせかい が終了してしまいます(暫くは動いていると思いますが、おおよそ5分の間には終了するはずです)ので、小説のダウンロードを完了させたい場合には ことせかい の画面を開きっぱなしにするか、バックグラウンド動作を許可してもらえている発話中にバックグラウンド動作に移行させるなどの小細工をする必要があります。

ここまでが ことせかい の基本的な使い方です。手っ取り早く使い始めるだけであればこの章の内容だけでも大丈夫かと思います。次回以降は設定を変更することでできるようになる事など、より便利に使いこなす事ができるような内容を解説していきますが、全てを読むのは大変だと思いますのでお手すきの時にでものんびりと読んでいただければと思います。