ルビの読み上げ



小説内で特殊な単語などにルビがふられたりする事が結構あると思います。このようなルビを振られている文字列については、ことせかい が取り込む時には一律で「|ルビを振られる文字列(ルビ)」という形式で読み込まれるようになっています。この時、標準の設定(「ルビはルビだけ読む」がOFFの設定)になっている場合は、「|子鬼(ゴブリン)」という文字列を読み上げさせた時は「子鬼ゴブリン」と読み上げられます。これは「小鬼」と書かれた物に対して「ゴブリン」とルビが振られているという事がわかるという意味合いもあるのですが、どちらかと言うと「ゴブリン」とだけ読み上げて欲しいという人も居るかと思います。

そのような場合には、「設定」→「ルビはルビだけ読む」をONにして頂けますと、「|子鬼(ゴブリン)」という文字列を「ゴブリン」と読み上げるような読み替え設定が動的に生成されることで「ゴブリン」と読み上げるようになります。

なお、「ルビはルビだけ読む」をONにした場合にルビとして判断される文字列は、「小説家になろう様のルビの表記法」に沿った形の物にしています。そのため、この「小説家になろう様のルビの表記法」に沿った形で書かれたテキストファイルであれば、テキストファイルとして ことせかい に読み込ませたとしても、この「ルビはルビだけ読む」の効果を享受できますので有効に利用してください。

また、「設定タブ」→「発話変更設定」で『(』や『)』(半角のカッコ)を開始文字や終了文字として指定している設定が有効な場合、「設定タブ」→「ルビはルビだけ読む」は効果を発揮しません。これは発話変更設定の方が読み替え設定よりも先に処理されるためで、仕様となります。
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